こんにちわ!JR高槻駅からすぐの宮地歯科医院のスタッフです。お子様のむし歯、仕上げ磨きはがんばっているけれど、むし歯予防に効果的なことは他にないのかな?など、考えられることもあるかと思います。
むし歯予防で歯磨き以外に思い浮かぶのはフッ素でしょうか?歯科医院での定期的なフッ素塗布も効果的ですが、実はシーラントという予防法もあるのです。今回はシーラントの事をご説明させていただきます。
シーラントとは?
奥歯の噛む面にある溝を削らずにプラスチックのようなものを流し込み光を当て固まらせて埋めてしまうものです。こうすることで、溝から始まる虫歯を予防することができます。また、シーラントにはフッ素が配合されているものもありシーラントをしたところへのフッ素効果も期待できます。
どんな歯にするの?
主に、複雑な形をしている乳歯の奥歯や、6歳ごろ生え始める6歳臼歯という永久歯の奥歯がシーラントの対象になります。奥歯の溝の部分は歯磨きも難しく、また、生え始めたばかりの歯はまだ柔らかくむし歯になりやすいので、生えてくる途中でむし歯になってしまうこともあります。できるだけ早くシーラントを行うことがおすすめです。
効果はあるの?
子どものむし歯の多くは奥歯の溝の部分から始まります。シーラントでこの溝を塞いでしまうので虫歯菌が溝の中に入り込めなくなり、むし歯になるリスクが格段に下がります。シーラントを行った歯は約67%むし歯にならないという研究結果もあります。
注意点
シーラントは永久的なものではありません。硬いものをかんだり強い歯ぎしりをすると取れてしまうことがあります。
シーラントで溝からのむし歯は予防できますが歯と歯の間からのむし歯など他の部位からのむし歯は防げません。
また、すでにむし歯になっている歯には行えません。ご注意ください。
このようにお子様のむし歯予防に非常に効果的なシーラントをぜひ活用してくださいね!
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