JR高槻駅すぐの宮地歯科医院のスタッフです。
だんだんと秋らしくなってきましたね。
食べ物が美味しい季節ですが、お食事の後は歯磨きですね。
歯磨きはいつすれば良いのでしょうか?
理想的なのはもちろん毎食後の歯磨きですね。
ですが、なかなか毎食後は難しいという方も多いと思います。
朝・昼・夜のどの時間がベストか、というと夜寝る前の時間が1番です。
なぜなら、唾液には細菌から歯を守る作用がありますが、寝ている間は唾液の量が減りむし歯や歯周病が進行しやすい環境になってしまいます。その為、寝る前の充分な歯磨きが重要になるのです。
では、どのくらい時間をかけて磨けば良いのでしょうか?
2〜3分くらいかけている方が多いでしょうか?
実は3分では磨ききれません。
歯は平面ではなく前歯は4つの面、奥歯は5つの面でできています。
そして、永久歯は、28〜32本あります。この全ての面にプラークは付着します。隣の歯と接している面はデンタルフロスや歯間ブラシを使うことになるので前歯は2面、奥歯は3面を歯ブラシで磨いていくことになります。合わせて72〜84面を磨きます。3分で磨いたとすると1面にかける時間は3秒弱になります。しっかり汚れを落とすには、3分では足りないことがおわかりいただけますね。
手鏡を見ながら、一ヶ所につき10回磨き、デンタルフロスや歯間ブラシも使用して歯と歯の間のプラークも取り除くと10分ほどかかってしまいます。
寝ている間にお口の中の細菌の量は爆発的に増えています。
その為、寝る前にしっかりプラークを取り除きお口の中の細菌の量を少しでも減らしていくことがとても大切なのです。1日のうちで1番時間を取りやすい寝る前の時間に丁寧に歯磨きをして、お口の中の健康を維持していきましょう‼︎
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