こんにちは、JR高槻駅近くにあります宮地歯科医院のスタッフです。
皆様は、お子様の歯を見て「歯に少し黄色い所がある」、「歯の中に白い模様が入っている」などと気づいたことは、ありませんか?もしかするとそれは、虫歯や、着色などではなく、歯の表面のエナメル質の形成障害かもしれません。エナメル質の形成障害には原因別に遺伝性のものと、
後天的なもの
①カルシウム、リン、ビタミンなどの栄養障害によるもの
②風疹、麻疹などの熱性、発疹性疾患によるもの
③長期間に及ぶフッ素の過剰摂取によるもの
④早産によるもの
⑤乳歯の外傷や、深い虫歯などによる永久歯への影響によるもの
等があります。
これらの条件が歯が顎の骨の中で形成され成熟していく段階に重なるとエナメル質形成障害となる可能性があります。
軽度の場合は、歯の表面に白斑や、小さな凹みなどが現れます。このような場合は、間食などの食生活に気をつけて、きちんとブラッシングを行い、定期的に検診を受けることで経過をみていく事もできます。
重度になると、歯の表面に大きな凹みや、溝、不規則な欠損などが見られるようになります。更にはエナメル質の下の象牙質が露出し、少し黄色く見え知覚過敏などの症状が強く出る事もあります。このような場合は、虫歯にもなりやすいですし、見た目も良くないため、修復処置など治療の必要性がある事もあります。
皆様も、もし、ご自分や、お子様の歯について気になる事が御座いましたらお気軽にスタッフまでご相談ください。
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