JR高槻駅からすぐの宮地歯科医院のスタッフです。寒い日が続いていますね。寒いと冷たい水が本当に嫌になりますが歯磨きは欠かさずしないといけませんね。
歯科医院に行くと「歯石がついていますね」なんて言われた経験はありませんか?あまり良くないものだと思うものの何かよくわからない、という方もいらっしゃると思います。
まず、歯垢(プラーク)は、食べカスではなくまったくの別もので、細菌のかたまりです。
歯の表面に付着した白色または黄白色のネバネバした物質で、1mgには1億個以上の細菌が存在しています。
次に、歯石とはなんでしょうか?
歯石は歯垢(プラーク)が石灰化(石のようにかたくなること)したもので、歯と歯ぐきの境目などにつく灰白色の石のような硬いかたまりです。
歯垢(プラーク)が残ったままになっていると個人差もありますが2~3日でかたくなり始め、やがて歯石へと変化して歯磨きでは取れなくなります。
歯石は表面がでこぼこしているので細菌がつきやすく、むし歯、口臭、歯周病などのリスクを高めます。
歯石は下の前歯の裏側や上の奥歯の外側など、唾液腺(唾の出る所)の近くにある歯につきやすい傾向があります。また、目で見える所だけではなく歯と歯肉の間にある歯周ポケットの中にもついてしまいます。
歯石は一度付いてしまうと歯磨きでは落とすことはできないので、歯石になる前に取り除くことが大切です。
日頃からこの部分を意識しながら歯石の元である歯垢(プラーク)をしっかり歯磨きで落としていきましょう。
もしも歯石がついてしまったら、歯科医院で早めに取り除いてもらうことが大切です。歯石は歯科医院で専用の器具を使い取り除かないといけません。
定期的に検診を受けることで早めにチェックしていきましょう!
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