こんにちは!JR高槻駅からすぐの宮地歯科医院のスタッフです。

毎日の歯磨きの時歯磨き剤を使われていますか?ペースト状の物やジェル状の物、液体の物いろんな種類のものがありますね。そんな歯磨き剤には、薬用成分としてフッ素が配合されている物が多くあります。

スウェーデンなどの歯科先進国は歯磨き剤などに配合するフッ素濃度は国際基準(ISO)を採用しておりフッ素の上限濃度は1500ppmとされています。

日本でも2017年3月にフッ素が1500ppmを上限として歯磨き剤に配合したものを販売する事が認められました。(これまでより約1・5倍)

WHO(世界保健機構)は全ての人々にフッ化物配合歯磨剤の使用を推奨しています。先進諸外国ではこの30年間のむし歯の大きな減少はフッ化物配合歯磨剤の普及が共通の要因であるといわれています。

<フッ素の効果>

⑴プラークの細菌活動の抑制・酸が作られるのを抑制

⑵酸により溶けたエナメル質の修復

⑶歯質の強化・むし歯の発生・進行を防ぐ

<フッ化物>

・フッ化ナトリウム(NaF)

・フッ化スズ(SuF₂)

・モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)

こちらの3種類のフッ化物が配合を承認されています。

<フッ化物配合歯磨剤の効果的な利用方法>

⑴歯磨き回数を1日2回以上、使用すること

⑵継続的に使用すること

⑶就寝前に歯磨きすること

⑷使用する歯磨き剤を0.5g以上とすること

⑸歯磨き後のうがいの回数を少なくすること

⑹歯磨き直後の飲食を避けること

このようにフッ素はむし歯予防に効果的な薬用成分です。ぜひ、手軽にできるむし歯予防として使ってみてください!

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