妊娠中の歯科治療（タイミング編）

こんにちは！

JR高槻駅近くにあります宮地歯科医院のスタッフです(^^)/

今日は妊娠中の方だけではなく皆さんに知ってもらいたい
「妊娠中の治療とタイミング」についてお話します^^

妊娠すると虫歯や歯周病など、妊娠中のホルモンバランスが崩れ、お口の中のトラブルが起きやすくなります。
しかし妊娠時期によりできる治療が違ってきます。
なので、歯の痛みに耐えながら出産・・・なんてことになるかもしれません

ぜひ、妊娠中の歯を治療する時期について覚えておきましょう！

妊娠中に増える口のトラブル

妊娠するとホルモンバランスが変わるため、お口のトラブルが増えます。
唾液の分泌量が減り、自浄作用が働かず、細菌が増えやすくなるためです。
つわりで歯磨きをすることができず、ケアをしにくくなり、注意が必要です。
妊娠中は免疫力もさがり危険です。

妊娠中の虫歯治療

妊娠中は胎児の月齢に応じ、受けられる治療が変わります。

特に妊娠初期は注意が必要です。

歯に問題があれば、かかりつけの産婦人科に相談してから歯科医院の受診をお勧めします。

妊娠中であることを必ず歯科医師に伝えてください。

妊娠初期（妊娠初期～妊娠4ヶ月）

つわりのため治療が難しいタイミングです。
歯科医院でのストレスで母体に過度の負担がかかると、切迫流産を起こす可能性があります。

歯を削るなどの本格的な治療は避け、応急処置のみが望ましいです。

妊娠中期（妊娠5ヶ月～妊娠7ヶ月）Best!!

最も歯科治療に適しているタイミングです。

産後は赤ちゃんの育児により受診がしにくいので、ここでしっかり治療しておきましょう！！

妊娠後期（妊娠8ヶ月～妊娠10ヶ月）

お腹が大きくなるので、椅子に座る態勢が負担になります。お腹への圧迫で、早産や陣痛が起きるリスクもあるので長い時間の治療は難しく、妊娠初期と同様に応急処置がメインとなります。

お腹の張り具合、体調などで診療チェアーをあまり倒しすぎないで楽な体位を取ってもらえるよう配慮して治療しますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

また、当医院のホームページにて小児歯科（マタニティ歯科）について記載しております。
ぜひご覧になってくださいませ。