歯周病と動脈硬化

毎日、暑い日が続いていますが夏バテはされていませんでしょうか？

JR高槻駅直結の宮地歯科医院のスタッフです。

今回は歯周病と全身の健康がつながっていることのお話の２回目となる動脈硬化とのつながりです。

動脈硬化とは、血管の内壁にコレステロールなどが付着し血管が硬く狭くなった状態をいいます。

この血管の詰まった状態が、心臓の血管におこると心筋梗塞（しんきんこうそく）になりますし、脳の血管におこると脳梗塞（のうこうそく)になります。

血液中の炎症性物質の数値が高いと動脈硬化が起こりやすくなるのですが、歯周菌がお口に多く存在すると、炎症が起こり歯ぐきから出血したときなどに、全身の血流に取り込まれてしまうことがあります。

動脈硬化を起こした血管から歯周病菌が見つかることがわかっており、歯周病菌が動脈硬化の原因になるかはまだはっきりしていませんが、歯周病菌が核になって血管を詰まらせてしまう可能性があるという報告もあります。

このように、一見関係のなさそうな病気もお口の中の健康とつながっているのです。

毎日の歯磨きと手の届かないところを歯科医院で専門的なクリーニングを受け、お口の中と全身の健康を守りましょう！！

高槻の歯医者「宮地歯科医院」

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