こんにちは!JR高槻駅近くにあります、宮地歯科医院のスタッフです。
寒い日が続きますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
今回は、虫歯ではないですが歯が溶けてしまう病気、酸蝕症についてお話させて頂きたいと思います。
酸蝕症とは、名前の通り、酸によって歯が溶けてしまう病気です。
そう聞くと虫歯と同じじゃないかと思う方もいらっしゃるかもかもしれませんが酸蝕症の場合、虫歯菌の出す酸によってではなく口の外から入ってきた酸や体内の酸(消化液など)によって歯が溶かされてしまうのです。
原因としては次のようなものがあります。
- 酸性食品の多量摂取
清涼飲料水、ワイン、酢の物など酸性度の高い食品を習慣的にとっていると歯が溶けやすくなります。
- 胃酸によるもの
拒食症や過食症などによって嘔吐しやすい人、無理なダイエットによって胃酸が逆流しやすい人やまた、妊娠中で悪阻のひどい方等も、酸蝕症になる可能性が高くなります。
- 環境的な要因
酸性のガスなどが発生する環境で働いている方は、酸によって歯が溶かされてしまうことがあります。
治療としては、虫歯と同じように樹脂の材料を詰めたり、被せものをします。しかし、これだけでは、根本的な治療にはならないので、それぞれの原因に応じて食事指導なども行い、場合によっては適切な医療機関への紹介も行います。
また、酸蝕症になると歯の表面に、でこぼこができるためそこに歯垢などの汚れが溜まりやすくなるため虫歯も進みやすくなってしまいます。
さらに咬んだ時にも歯がすり減りやすくなるためかみ合わせにも影響がでてくることがあります。
なるべく早い段階で発見して治療できるよう定期的な歯科検診をお勧めします。
高槻の歯医者「宮地歯科医院」
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