こんにちは、JR高槻駅近くにある宮地歯科医院のスタッフです。
お口の中の病気…むし歯の他に「歯周病」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか?歯周病とは 一体どんな病気なのでしょうか?
<歯周ポケット測定>
まずは歯科医院にて歯と歯茎の隙間の溝の深さ(歯周ポケット)の測定を行います。
歯周ポケットの深さが2mm以下であれば「健康な歯茎」、
3mmになると歯茎が腫れている「歯肉炎」、
4mm以上になると骨が溶けている「歯周病」と診断されます。
骨が溶けると歯を支える力が弱くなり、重度になると 歯が揺れて ご自身の歯で噛む事ができなくなります。歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行するため、初期の段階で ご自身で発見するのは非常に難しいと言われています。
<原因>
大きな原因は、お口の中にいる菌(常在菌)による感染です。磨き残しがあるとお口の中の菌が増殖し、毒素を出しやすい状態になるため 歯周病に感染しやすくなります。
<対策>
予防も治療もまず、お口の中を清潔に保つ事が重要です。日々のブラッシングでどれだけ清潔にできているか、そして ご自身のお手入れでは届かなくて 溜まってしまった菌を 歯科医院で定期的にクリーニングできているかによって感染のリスクが変わります。
歯周病によって1度失われた歯茎や骨は自然治癒で戻ってくることは まずありません。
そのため何よりも予防が大事です!!
生涯 ご自身の歯でお食事ができるよう 歯周病の予防や治療は早めに始めましょう。
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