こんにちは!JR高槻駅直結の宮地歯科医院のスタッフです。

だんだんと寒くなってきましたね。今回はむし歯についてのお話をしていきたいと思います。

まずはむし歯ができるまでのおはなしです。

食事をすると食べ物の中に含まれている糖分を餌にしたむし歯菌がプラーク(歯垢)を形成し酸を作り出していきます。その酸が歯の表面のエナメル質を溶かし穴が開いてしまいます。これがむし歯の始まりです。

次にむし歯になりやすくなってしまう要因です。

要因は唾液の量やお口の中のばい菌の数、むし歯の経験等いくつかあります。中でも食事の回数は非常に関係があるのですが、ご存知でしょうか?

先ほどお話ししました通り、酸が歯の表面を溶かすのですが、唾液には、溶け始めた歯を元に戻す(再石灰化)作用があります。そのため、食後、一定の時間が経つと溶けかけていた歯は元通り硬くなるのです。

しかし、食事の間隔が短くなってしまうと元に戻りきらないうちに再度歯が溶け始めてしまうということになります。

例えば、お砂糖入りのコーヒーやスポーツドリンクをちょこちょこ飲んだり、お菓子をつまんだりするなど、短時間の間に何度も飲食を繰り返すことになりむし歯になりやすい環境ができてしまうのです。ついつい、やってしまいがちな事ですが、とても危険です。

しかしながら、とてもコントロールしやすいことでもあります。おやつや甘い飲み物は一度に食べきる、飲み切る、その後は次の食事の時間まで、十分な時間を取り水分補給は糖分の含まれないお水やお茶にするなどちょっとしたことで改善できるのです。

食習慣を見直してみることがむし歯予防につながります。

 

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