こんにちは、高槻駅すぐの宮地歯科医院です。
歯磨きの時に血が出るのは、少なからず歯茎に炎症がある証拠です。
歯肉炎や歯周病になっている症状のあらわれで、
磨き切れていないプラーク(ばい菌)が残っているまま
歯周病菌が住みつき炎症が起こっています。
そのため歯磨きをすると腫れた歯茎にブラシが
刺激となり血が出てしまいます。
それだけが原因ではないですが、まずは多少の出血を怖がらず
優しくブラッシングを行なったり、柔らかいブラシに替えて
みたりと原因になるプラークをしっかり取り除くことが大切です。
プラークは3日間同じ場所に残っていると歯茎は炎症を起こし腫れて出血しやすくなります。
またプラークは少しずつ歯石に変わり歯ブラシでは取り除けない為、歯科専用の機械を使ってスケーリングをすることが大事なポイントです。
その他、歯磨きの時に出血する原因として考えられるものは
⚫︎疲れが溜まっていたり寝不足が続いている
⚫︎免疫力が低下している
⚫︎糖尿病などの全身疾患がある
なども考えられます。
では歯磨きで血が出る時の対処法は何なのか?それは
◉多少の血が出ても怖がらずに柔らかくブラッシングをする
◉生活習慣を見直しストレスを軽減する
◉歯医者に受診してクリーニングとブラッシング法を学ぶ
以上が大事なキーポイントになります。
単なる歯茎からの出血で大げさ…と思われるかもしれませんが
身体の出血と同じく炎症が起こっている証拠です。
歯磨きは人それぞれ磨き方のくせがあったりと、
1度のブラッシングで100%磨けることは簡単ではありません。
当院では予防歯科に力の入れ、3ヶ月に1度のメンテナンスの際に
ブラッシング指導をしておりますので是非お受けいただければと思います♪