こんにちは!
JR高槻駅すぐ近くの宮地歯科医院のスタッフです♪
詰め物や被せ物が取れてしまうと、とても心配になりますよね。
一番大切なことは、詰め物や被せ物が取れてしまったときは、放置しないで早めに歯科医院を受診していただくことです。
今回は詰め物や被せ物が取れてしまう原因や、その際の治療方法、早めに受診した方がいい理由についてお伝えいたします。
詰め物や被せ物が取れてしまう4つの原因
①詰め物や被せ物の隙間から虫歯菌が入り込んで、土台の歯がむし歯となってしまった
②歯ぎしりや食いしばり、かみ合わせに問題があり、詰め物 や被せ物に負担がかかってしまった
③詰め物や被せ物の合いが悪くなった
④詰め物や被せ物の経年劣化や接着剤の経年劣化
土台となる歯の状態や、詰め物や被せ物そのものの状態により、新しく詰め物や被せ物を作り直す必要がある場合があります。
詰め物や被せ物が取れた時の治療方法
◎詰め物や被せ物を新しく作り直す必要がある場合
●強い力が加わり詰め物や被せ物自体が欠けてしまった、割れてしまった
●土台となる歯がむし歯
●土台の歯が欠けてしまった
●詰め物や被せ物の経年劣化により穴が空いた、薄くなってしまった
このような場合は、新しく詰め物や被せ物を作り直す必要があります。
むし歯の場合、むし歯を取り除き、土台の歯の形を整えて型どりをして、新しい詰め物や被せ物をつけます。むし歯が進行していると、治療にかかる回数も多くなってしまうので、できるだけ早めの受診をお勧めいたします。
歯ぎしりや食いしばり、かみ合わせに問題がある場合は、かみ合わせを調整したり、マウスピースを作り、寝ている間にマウスピースを装着して歯ぎしりや食いしばりにより強い力が加わらないようにします。
◎詰め物や被せ物を新しく作り直さなくてよい場合
接着剤の経年劣化や、一時的に強い力が加わったことで詰め物や被せ物が取れてしまった場合、土台となる歯や詰め物・被せ物そのものに問題がなければ、取れてしまった詰め物や被せ物は、作りなおさなくてももう一度戻せることがあります。取れてしまった詰め物や被せ物は捨てずに保管し、早めにご受診ください。
詰め物や被せ物が取れたまま放置すると・・・
詰め物や被せ物が取れてしまうと、さまざまな影響が出てきます。
①むし歯が進行しやすくなる
②歯が割れやすくなる
③冷たいものや熱いものがしみやすい
④歯垢がたまりやすくなる
①むし歯が進行しやすくなる
歯は一番外側のエナメル質により守られているのですが、詰め物が取れてしまった歯はそのエナメル質がなく、エナメル質の下の象牙質がむき出しになっている状態です。象牙質はやわらかいのでむし歯が進行しやすいのです。
②歯が割れやすくなる
詰め物や被せ物が取れた歯はとてももろいため、硬いものをかむと割れたりひびが入ったりすることがあります。歯が割れたりひびが入ったりしてしまうと、最悪その歯を抜かないといけなくなることもあります。取れた土台の歯に負担をかけないよう、硬い食べ物を食べることは避けてください。
③冷たいものや熱いものがしみやすい
詰め物が取れてしまった歯は象牙質がむき出しになっている状態なので、神経が近く、冷たいものや熱いものがしみてしまうことがあります。
④歯垢がたまりやすくなる
詰め物や被せ物が取れてしまった歯は歯にくぼみができたり、冷たいものや熱いものがしみたりして、歯を磨きにくくなり、歯垢がたまりやすくなります。
詰め物や被せ物が取れた時の大切な4つのポイント
①できるだけ早めに歯科医院を受診する
②取れた詰め物や被せ物は捨てずに保管、受診時持っていく
③硬い食べ物は避ける
④詰め物や被せ物が取れた歯も丁寧に磨く
いかがでしたか?
お忙しいとは思いますが、詰め物や被せ物が取れてしまったとき、ぜひ早めに受診してください。また、詰め物や被せ物の経年劣化はメインテナンスで早期発見することもできます。3か月ごとの定期的なメインテナンスもぜひご受診ください。
受診をご希望される場合は、072-668-2578にお電話ください。
お待ちしております。
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