こんにちは、JR高槻駅近くにある宮地歯科医院のスタッフです。
お口のトラブルとしてまず1番起こりやすいのは「虫歯」です。
できればお子様には 虫歯にならずに生涯 綺麗な歯でいてほしいと思われるでしょう。
それでは妊娠中からできる虫歯予防の対策はあるのでしょうか?
〇 虫歯ができる仕組み
虫歯は菌による感染症です。しかし生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、歯もなければ虫歯の原因となる菌もいません。
虫歯の原因菌に感染し、糖質の摂取により菌の活性が高くなると 歯が溶けやすくなり、穴があくと「虫歯」になります。
〇 虫歯予防
・感染源の菌の数を減らしておく
ご両親のお口の中に虫歯菌が多いと、お子様へ菌が移る可能性が高くなります。特に母親は妊娠中にホルモンの影響で歯茎に腫れを起こしやすく 菌の数が増えやすい傾向にあるため、歯科医院で定期的にメンテナンス(クリーニングやお手入れ方法の確認、虫歯のチェック)を受けておきましょう。
・キシリトール
お子様の虫歯予防として ご両親の定期的な歯科メンテナンスの受診はもちろんですが、キシリトールを摂取すると予防効果は高まります。
キシリトールは習慣的に摂取すると、感染する前に虫歯菌を歯から剥がれやすい善玉菌に変える性質があります。
キシリトールは薬物ではなく食品なので妊娠中でも安心して摂取していただけます。
※ただし、キシリトール製品の中にはキシリトール100%のものと、キシリトール100%でないもの(糖質が含まれているもの)がありますので、キシリトール100%のものを選ばれる事をお勧めします。
当院でもキシリトール100%のガムを3種類、タブレットを2種類ご用意しております。
ご自身とお子様の虫歯予防のために ぜひキシリトールを摂取する習慣を続けてみてくださいね。
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