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矯正歯科

歯並びを整えて、心身ともに健康に

歯並びを整えて、心身ともに健康に

歯並びの乱れは心だけでなく、身体にもさまざまな悪影響を及ぼします。乱れた歯並びで笑うことが少なくなった、人と話すのが苦手になった、という方は矯正治療で本来の自分を取り戻しませんか?

こんな歯並びは矯正治療で改善できます
っ歯

出っ歯

け口

受け口

ぐい歯

乱ぐい歯

きっ歯

すきっ歯

蓋咬合

過蓋咬合

開咬

歯並びの乱れによる悪影響

歯への影響
  • 虫歯や歯周病になりやすい

    乱れた歯並びは清掃性が悪いです。食べかすが溜まって歯垢となり、やがては歯石を形成します。それらが細菌の住みかとなり、虫歯・歯周病リスクを上昇させます。

  • 歯科治療の難易度が上がる

    歯並び・かみ合わせの乱れは、一般的な歯科治療の難易度を上げます。複雑な処置が求められ、治療効率も悪くなります。

身体への影響
  • 顎関節や胃腸、全身の健康にも悪影響が及ぶ

    歯並びの異常は、そしゃく能率を低下させ、歯や顎の関節に過剰な負担をかけます。不十分なそしゃくによって飲み込まれた食塊は、胃腸への負担を増大させ、全身の健康にも悪影響が及びます。

  • 身体の成長を阻害する

    成長期に歯並び・かみ合わせの乱れがあると、口腔周囲筋や顎の骨の発育を阻害することがあります。その結果、食べる・飲み込む・しゃべる・呼吸する機能も十分に発達せず、身体の成長まで阻害してしまうのです。

心への影響
  • 滑舌、発音が悪いことで内向的になる

    歯並びの乱れによる発音障害は、人とのコミュニケーションに苦手意識を植え付けるだけでなく、性格まで内向的・消極的にしてしまいます。

  • 精神的なストレスを感じやすい

    乱れた歯並びを見られるのが嫌だ、滑舌が悪いのが恥ずかしい、といったコンプレックスが原因で、精神的ストレスを感じる場面が多くなります。

子どもの矯正治療

適切な時期に矯正を始めることが大切

子どもの矯正治療は、初期治療(第一期)と本格治療(第二期)の2段階に分けることができます。それぞれ適切な時期に受けることで、十分な矯正効果を得ることが可能です。

一期治療(5~12歳頃)

第一期治療(5~12歳頃)

第一期治療は、顎の骨が成長する力を利用した矯正です。乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に開始します。さまざまな装置を使って顎骨や歯列の幅を広げたり、成長を抑制したりするのが主な目的です。その多くは着脱式の装置となっています。

二期治療(12歳以降)

第二期治療(12歳以降)

第二期治療は、歯並びの乱れを細かく整える矯正です。顎の骨の成長が終わりに近づく12歳以降から始めます。一般的には“歯列矯正”と呼ばれる治療です。

床矯正装置

床矯正装置

金属製のワイヤーとレジン床からなる着脱式の装置で、歯列や顎の骨の幅を広げるのが主な使用目的です。矯正力は装置中央に埋め込まれたネジを回すことでコントロールできます。ネジを回す頻度や装着時間は、お子様ご自身で管理していただく必要があるため、親御様もしっかり見守ってあげてください。

リンガルアーチ

リンガルアーチ

歯列の内側に、アーチ型のワイヤーを装着する方法です。装置は目立ちにくく、発音を邪魔することもほとんどありません。ただし、固定式の装置であるため、歯磨きしにくいなどのデメリットを伴います。床矯正後の後戻り防止や大臼歯の位置固定として使用することもあります。

顎外固定装置

顎外固定装置

口腔外に取り付けるタイプの矯正装置です。上の顎の成長が遅れている場合は「上顎前方牽引装置」を用いて成長を促します。下の顎が成長しすぎている場合は「チンキャップ」を用いて成長を抑制します。とても大きな装置ですが、装着するの夜間・就寝中のみとなりますのでご安心ください。

大人の矯正治療

成人矯正に年齢制限はありません

成人矯正に年齢制限はありません

大人の矯正治療は、何歳になっても受けることができます。小児矯正のような顎の骨の発育をコントロールする治療は行えませんが、歯並びを細かく整える治療は十分可能です。歯並び・かみ合わせを正常化させることで、口元の審美性が向上するだけでなく、虫歯・歯周病のリスクも低下します。さらには、顎関節や歯周組織、口腔周囲の筋肉への過剰な負担が減り、全身の健康の維持・増進にも寄与します。

大人の矯正で使用する装置
ウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

着脱可能なポリウレタン製のマウスピースを使った矯正法です。半透明で目立ちにくく、装着時の違和感・異物感も小さいです。歯磨きの際には取り外せるのでケアしやすいのも大きな利点です。マウスピースは約2週間ごとに患者様ご自身で交換していただきます。

注:インビザライン(海外カスタムメイド矯正装置完成物)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

ルチブラケット装置

マルチブラケット装置

ブラケットと呼ばれる四角いパーツと金属製のワイヤーを使った矯正法です。幅広い症例に対応でき、歯を動かす力も強いです。当院では標準的なメタルブラケットに加え、審美性に優れたセラミックブラケットやホワイトワイヤーにも対応しております。

正用アンカースクリュー

矯正用アンカースクリュー

矯正用アンカースクリューは、歯列矯正におけるオプションのようなパーツです。顎の骨にチタン製のネジを埋め込んで固定源とし、矯正用のゴムを引っ掛けることでより効率良く歯を動かせるようになります。いわゆる“デンタルインプラント”とは使用目的がまったく異なり、細く短いことから、埋入処置に痛みや出血はほとんど伴いません。

部分矯正

短期間・低価格で歯並びを治した方へ

標準的な歯列矯正は、歯を動かすのに2~3年の期間を要しますが、部分矯正であれば3~12ヶ月程度で治療を完了できます。気になるところだけ気軽に治したいという方にはおすすめの矯正法です。部分矯正はすべてのケースに適応できるわけではありませんので、関心のある方は当院までご相談ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。