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根管治療

こんなお悩みはありませんか?

  • できるだけ歯を抜きたくない
  • 歯の根の治療を受けた歯が痛みだした
  • 他院での根管治療がなかなか終わらない
  • 神経を抜いたので歯の寿命が縮まりそうで不安
  • 根管治療の専門家を探している

こうした歯の保存や根管治療に関するお悩みは、歯内療法を専門的に行っている宮地歯科医院までご相談ください。

根管治療「歯の根の中を無菌化する治療」

根管治療とは

根管治療とは

根管治療とは、虫歯菌に感染した歯髄を抜き取り、根管内を消毒・殺菌して無菌化する処置です。治療の難易度が高く、日本の保険診療における根管治療の成功率は、50%以下とも言われています。

根管治療が難しい理由

根管治療は、次に挙げる5つの理由から難易度が高くなっています。

  • 根管は細くて暗く、複雑な構造をしている
  • これまでの経験や勘に頼った「盲目的処置」になりやすい
  • 根管の壁は傷つきやすく、繊細な処置が求められる
  • 根管が曲がったり、分岐したりしている部分に細菌が残りやすい
  • これらの理由から病変が残り、再感染のリスクが上昇する

上記のような難点は、高度な技術を持った歯科医師が先進の器具・機材を活用することで解消することができます。そこで当院の精密根管治療の特徴をご紹介します。

当院の精密根管治療の特徴

POINT1 CTによる精密な画像診断

CTによる精密な画像診断

三次元的な情報が得られるCT撮影で、根管内を精密に診断します。根管の側枝の存在や根管の彎曲度なども正確に把握することができます。

POINT2 マイクロスコープで視野を拡大

マイクロスコープで視野を拡大

マイクロスコープで視野を肉眼の20倍程度まで拡大し、汚染物質の取り残しを防ぎます。ライトの照射によって死角もなくなります。

POINT3 唾液の侵入を防ぐラバーダム防湿

唾液の侵入を防ぐラバーダム防湿

治療する歯以外を防水性のシートで覆うことで、根管内への唾液の侵入を防げます。無菌的環境が確立され、根管内の再感染が防止されます。
※ ラバーダムは必要に応じて使用致します。

POINT4 柔軟なニッケルチタンファイルを使用

柔軟なニッケルチタンファイルを使用

従来のステンレス製ファイルは、硬くて丈夫ではあるものの、カーブした根管には不向きでした。柔軟性の高いニッケルチタンファイルであれば、根管のカーブにも追従することから、根管壁を傷つけることなく汚れを除去できます。

根管治療精度を高めるために

根管治療は、難易度の高い歯科処置ですが「正確な診断」「専用の器具の使用」「十分な治療時間」を確保することで、成功率を高めることが可能です。

根管治療の流れ

STEP1

密検査

虫歯になっている歯を始め、お口全体の検査を行います。レントゲン撮影や歯科用CTによる撮影も併せて実施します。

急処置

痛みや腫れなどの急性症状がある場合は、応急的な処置を行います。

STEP2

ウンセリング

検査結果および治療計画についてご説明します。具体的な処置内容や治療期間、治療にかかる費用等もお伝えしますので、疑問に感じる点があれば遠慮なくお尋ねください。

STEP3

療開始

根管治療のスタートです。専用の器具や消毒液などを使って、根管内を清掃します。処置が完了したら殺菌効果のある薬剤を充填して仮のふたを設置します。1回の治療には60~90分程度かかります。この処置を数回繰り返し、根管内が無菌化されたら「根管充填」を行って根管治療は終了です。

STEP4

せ物の装着

最後に、被せ物を製作します。当院では、被せ物を作り、装着する際にもマイクロスコープを活用します。被せ物の精度を高めることで、根管治療の成功率も大幅に上昇します。

被せ物の適合精度と成功率の関係

次の表は、アメリカの大学で行われた調査における統計データです。被せ物の精度が根管治療の成功率を大きく左右していることがわかります。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

治療の精度 被せ物の精度 治療の成功率 成功率
パターン① 高い 高い 91.4%
パターン② 低い 高い 67.6%
パターン③ 高い 低い 44.1%
パターン④ 低い 低い 18.1%

このように、根管治療の成功率を高めるためには、被せ物の精度まで向上させる必要があります。宮地歯科医院なら、被せ物の製作・装着の際にもマイクロスコープを使用して、歯質との適合性を限界まで高めることが可能です。